☆薬草を採りに行こう♪☆
カトリ・フラウ編
それはある良く晴れた日の昼下がりの頃だった。
カトリとフラウが何かを話しながら歩いていると、道端でエンテが座り込んでいた。
「あ、エンテさん。座り込んでどうかなさったんですか?」
カトリが尋ねると、エンテはカトリを見つめた。
エンテの腕の中には一人の男が苦しそうに横たわっていた。
「大変なのです。実は・・・」
エンテはカトリとフラウに事情を説明した。
どうやらエンテが歩いていた時、道端で倒れているこの男の人を見つけたらしい。
その時すでにこの人はとある毒に冒されていたのだ。
そして、この毒を取り除くには特別な薬草が必要らしい。
「そこでお願いがあるのです。この方を助ける為に薬草を採って来て欲しいのです。
本当は私が行くべきなのでしょうが、この人をこのまま放って置いては行けません。」
エンテの頼みにカトリとフラウは横たわっている男を見る。
男は必至の形相で汗を大量に流して苦しんでいた。まるで、気を許したらすぐにでも死んでしまうような・・・。
「分かったわ。で、それはどこにあるの?」
その様子に無視することができないカトリは承知してエンテに尋ねた。
「この先の森の中に生えています。薬草は・・・・」
エンテはそう言ってカトリに薬草の絵が書かれた絵を見せた。
「うん。わかったわ。これを採ってくれば良いのね。」
「頼みます。」
薬草の形を覚えるとカトリはすぐさま森へ向った。